もうシャボン玉歌わなくていいんだ

 先月、何がきっかけだったか忘れたが姉と電話していた時に「スカイプしてみない?」と言われた。スカイプとかいう機能、ウン年前から知ってた筈なのに私は勝手に「なんかマイクとかそんなんが無いとできないやつ」だと勘違いしてた。PCがあれば出来るんだ。そんで、ものは試しでおっかなびっくり2人でスカイプしてた時に、そういえばおっさんずラブ流行ってるから見よう、と言われた。私はどんなに勧められてもドラマが見れないタイプの女で、仁とか半沢直樹とか逃げ恥とかあれだけ世間で散々騒がれてたドラマさえ見ないで通って来た。1時間が苦痛。そして何話も見なきゃ行けないのが面倒。ただそれだけの理由で、最初はあんまり乗り気じゃなかった。が、2人で1話・2話と見て行くうちにガンガンのめり込んでしまい、5話・6話はスカイプしながら見た。土曜夜はお互い飲み会とかがあってリアタイじゃなくて公式の見逃し動画で見たんだけど、6話のラストなんか嗚咽するほど号泣した。普通に脚本が面白い。部長の相手がはるたんだと知った時の蝶子とのやりとりなんか三谷映画みたいでいい。登場人物がキャラ立ってる。そして何よりも何よりも、牧の表情がいちいち切ない。手の動きが、目の動きが切ない。2018年応援したい男ナンバーワン。6話終了時点で、最終回のあらすじを見て本気で泣いた。なんなら職場で泣いた。一人で脚立持って大看板の下で泣きながら画鋲刺してた。

 そんなこんなで昨日の最終回。親友との食事から急いで帰宅して、ほろよい片手に姉とスカイプしながら見た。姉の隣には姉の彼氏もいたが気にせず喋った。

…結論・部長は神。

 あんなにできた人なかなかいない。最終回を見るまではなんだかんだで自分の欲望一直線みたいなちょっと変わったおじさんヒロインでしかなかったのに株急上昇。それこそ一番好きな人には幸せになってほしい的な…マッキと一緒やん。ありがとう。披露宴キャンセルしたなんて嘘だったのになんか吹っ切れた感じの表情がたまらなかった。スピンオフかなんかで絶対に幸せになってほしい。あるかどうか知らんけど。

 そして、2018年応援したい男ナンバーワンだった牧くんは、2018年幸せな男ナンバーワンになってしまった。おめでとう。ただただおめでとう。私は序盤、君が春田を見るたびに切ない顔してるのを見ては泣き、春田家の冷蔵庫からメモが落ちたシーンで声を上げて泣いたが、終盤の告白シーンは普通ににこやかに見送る事が出来た。この瞬間に円盤予約を決意した。(もう予約した)ラストのキスシーンはもう、全世界の女の妄想の集大成みたいな感じなのにあの2人がやるとすげえ、マジじゃん?以外の言葉が出てこない。語彙がない。何回みても「…んなわけねえだろっつの」の瞬間にウワーみたいな声が出てしまう。あーあ、おめでとう。わたしにはもうこれ以上の言葉が出てこない。back numberの花束を聴いては号泣し、イメソンを検索するくらいしかやることがないし。だって公式でプロポーズしてキスしてんだから。

 いやー、良い恋愛ドラマだった。ここまでやっておきながら妄想の余地を残しておいてくれてるあたりが流石としか言いようが無い。某SNSで期間限定のアカウントとかいっぱいあるけどどうか円盤発売まで消さないでほしい。祭は円盤が届くまで終わらない。毎日太鼓叩き続けたい。ていうか大人数で応援上映したい。ペンライトとか打楽器とか酒とつまみ持ち寄ってめちゃくちゃ泣いたり叫んだり太鼓叩いたりしたい。そんな日が来る事を心から願っている。

 そんなこんなで、昨日を乗り越えて先ほども姉とスカイプしてイメソン探しなどしてたんだけどふと「ねえ、ウチらさあ何で自分より他人の幸せを願ってんだろうね」とか言い出してめっちゃめっちゃめっちゃめっっちゃ我に返った。

 

 

 

 

今……すんごい虚無。